ユーザー訪問レポート 第3回 by 日下部
今回の訪問先は、千葉県旭市に住む岩瀬さんのお宅です。ご自宅の新築に合わせて、風力発電と太陽電池のハイブリッド発電システムを設置しました。岩瀬さんは、隣町の飯岡町で商工会の経営指導員をなさっておりますが、その真面目そうな?肩書きからは想像も出来ないくらい気さくで楽しくお付き合いしやすい方で、自然エネルギー発電にも楽しく取り組んでいらっしゃるようです。

運転を開始してすでに2年が経過した頃、岩瀬さんのご自宅を訪問した際に、これまでの経緯や思い出などを語っていただき、その内容をインタビュー形式でまとめてみました。
日下部
「そもそもなぜ自然エネルギーに挑戦しようと?何かきっかけがあったんですよね?」

岩瀬
「私の仕事場の町(千葉県飯岡町)に大型の風力発電機が建設されるという事をその設置に関わっている友人が教えてくれました。私が電気好きなのを友人は知っていましたので、このことを教えてくれたのでしょうけど。これが自然エネルギーに関心を持った最初のきっかけだったと思います。そこで、これを自分の仕事(飯岡町商工会)に活かせやしないか? そうだ、ここはひとつ、飯岡町を『風の町』と銘打って、風力発電機で地域振興に役立てることが出来やしないか?と考えるようになりました。

日下部
「確かに飯岡町は強い風が吹きますね。特に海岸沿いなんかは。でも、風力発電機って一般的な認知度は、まだまだ低いですよね。」

岩瀬
「そう、まずは実物がなくては始まらない。たまたまちょうどその当時、私の自宅の建て替え時期と重なっていまして、それならドサクサにまぎれて、新築する自宅に小型風力発電機を付けてしまおう!という展開になりました。」
ご自宅の全景写真。敷地の角に風車、屋根に系統連係太陽光発電システムを設置。
岩瀬
「まずは実物の様子を見てみたい。そこで、飯岡町で風力発電に関心のある事業所5カ所のスタッフを集めて、ある小型風力発電機メーカーにお願いして、飯岡の海岸沿いの高台で小型風力発電機のデモンストレーションをしてもらいました。その日は、幸か不幸か?風がとても強く、デモに使用した風力発電機も調子が悪かったのか、非常に大きな風切音が鳴り響きまして、せっかく見に集まってくれた事業所の皆さんには、風力発電のマイナスイメージを植え付けてしまいました。私自身も『こんなのを家になんか取り付けられない!』と中止を考えました。
そんな中、自宅の設計構想は煮詰まりつつあり、ある日、東京ビックサイトでの展示会で、流し台とか風呂とか探す中、北海道札幌市のメーカーの製品で天然木を素材とした流し台が気に入りまして、自宅の設計をお願いしている私の友人でもある(有)山崎建設の山崎さんに色々と相談していました。 それとは別に、私自身、どうしても風車から気持ちが離れられず、インターネットで、音が静かな風車はないものかと再度探すようになりました。探しているうちに、同じ北海道札幌市の(株)ノースパワーさんのNP−103が目に止まり、早速メールや電話で、ノースパワーの日下部さんに内容を聞いたところ、『実用レベルで使える静かな風力発電機もある』との返事をいただいたわけです。
また日下部さんの風車に対する姿勢にも共感しまして、自宅に使おうと計画している流し台と玄関ドアの見学も含め、建築士の山崎さんと札幌のノースパワーさんへ遊びに(?)行くことになりました。
風力発電機を下から見上げたところ。コン柱に風車用マストを取り付けている。
紹介していただいた風力発電機(ウィンドシーカー503)は、ノースパワーさんの近所にあるサッポロビール園の看板に設置してあるとのことでしたので、さっそく3人で実物を見に行きましたよね。大人3人で、風がなかなか吹かない日の夕方から夜にかけて、風車を1時間近くながめていたのを今でも鮮明に覚えています。」

日下部
「そのあと3人でビール園で食事しながらアレコレお話をしましたけど、色々と不安もあったでしょうね。特に風力発電機の場合は、頑丈な支柱を建てるのも一苦労ですし。そこらへんの問題は、どのようにクリアーされたんでしょうか。」

岩瀬
「自宅を建てた時のもともとの知り合いの電気工事業者さんが、面白がって設置を手伝ってくれました。運が良いことに、高所作業車とか建柱車を所有していましたので、あっと言う間に支柱が立ち、はるか12〜13メートル上空にウィンドシーカーが設置されました。風力発電機の支柱は、コン柱(電信柱)です。取付方は、コン柱から腕木を3本出してそれに風車用のマストを固定する方法です。電線ケーブルは、知り合いの電気業者さんに端子をカシメテもらいましたが、最終的な接続作業は自分でやりました。バッテリーを格納するボックスを探すのが大変でしたが、あまり大きなものだとかさばるのでDIYの店を歩き回りやっとちょうどいいのをみつけました。
高所作業車で、コン柱先端に風車を取り付けている作業風景のひとコマ。自宅は建築中。
ここまでにかかった費用は、コン柱:約150,000円、風力発電機:約200,000円、設置費用:無料(ナイショ)、太陽電池:80,000円×2台、チャージコントローラー:約20,000円、DC-ACインバーター:約30,000円、バッテリー:約10,000円×4台といったところです。」

日下部
「友人などの周囲の協力が得られたのは大きいですね。」

岩瀬
「最初の内は誰も手伝ってくれないので、自分1人で色々やりましたよ。私の家族は、最初のうちはあまり興味がなかったようでしたが、風車が回っていると小学校一年生の下の子が「ぱぱもうかってるね。」とニタリと。」

日下部
「実際の発電の状況はどうです?発電した電力をどのように使用していますか?」

岩瀬
「千葉県東部の海岸線沿いは、年間平均風速が約6m/sと聞きました。私の住んでいる所は、海岸から直線で4kmほど内陸側ですが、周囲に高い建物が無いせいか、風通しが良いようで風車もよく回っています。導入当初はバッテリーを空にしたりもしましたが、適当に頃合いを見計らって、手動で使用制限しています。発電量は、アンペア・メーター(電流計)で確認したところ、ある程度風の強い時で17〜20A位でした。
独立電源用の太陽電池も設置し、風力+太陽光(+愛犬)によるハイブリッドシステムにした。
発電した電力の使い方ですが、直流24Vでは電磁弁を使ってタイマー制御で、夏場の犬のシャワーや庭の芝の水まきに。チャージコントローラーに内蔵されたタイマー制御で門扉や庭の照明にも使っています。またDC-ACインバーターのAC100V出力では、自宅工事の時に電気工事屋さんに家の要所要所に自然エネルギー用のコンセント、商用電力のとは色違いの緑色のコンセント7箇所を配線してもらいましたので、これを使っています。発電した電力の使用方法もそろそろ確立してきて、日中はなるべくインバーターのAC100Vを使っているようです。なにせオール電化住宅のため日中の電気代も高いんです。現在は、疑似正弦波の500ワットのDC-ACインバーターを使ってテレビ、室内照明等に使っています。もう少し発電量を増やしたいなと思いますが、スペース的に難しい部分もあります。」

日下部
「自然エネルギー発電を実践していて、やっていて良かったなぁ、と思ったことは?」

岩瀬
「これは忘れもしません。2002年10月1日台風21号の関東直撃。茨城県の高圧鉄塔を倒して行ったやつです。当時、家の横の電信柱に載っているトランスから青い光が出て焼き付きました。当然停電!この停電が、3日間(2晩)続きました。私の家の場合、系統連携のPVも屋根に4kWほど載せてあります。そのため昼の発電では、冷蔵庫とか炊飯器を使うことが出来ました。
風車用支柱の根元部分。配線は地下埋設と露出の2通りで、保護管を通している。
独立系(風力等)の方は、夜の照明やテレビにと、十分に明るい生活をさせていただきました。夜になると真っ暗な中で私の家だけ光々と明るくしていて、その日は気分よく「やったー」なんて思っていたんですが、次の日、近所の人に逢うたびに『岩瀬さんの家はいいね、明るくて』とねたみっぽく言われまして、2日目はカーテンで光りを閉ざし外に漏れないように気を使いました(笑)。
オール電化なので、風呂もぬるいながらも2日間タンクにたまっていたお湯でそんなに不自由なくすごせましたよ。水道が止まらなくよかったです。

日下部
「では反対にと言いますか、自然エネルギーに挑戦してみて、こわ〜い思いをしたことはありますか?」

岩瀬
「ありますねー。バッテリーの短絡には驚きました。自宅の工事現場がいよいよ外壁を張る段になり、大工さん5、6人、電気屋さん4,5人、塗装屋さん1人、その全員が庭で各部署の仕事をしている最中のことだったのですが、私は風車に切替スイッチを付ける作業をしていて、あまり配線状況を気にしていなっかったせいか、24Vバッテリー(260Ah)の配線をミスしてしまいました。風車のシステムの配線が済み、いよいよ!とスイッをオンにした時、バッテリーの近くでシューッと嫌な音がしました。みるみるうちに、ケーブルから煙が出てきて「ウワッやばい!」と思ったのですが、アドレナリン不足なのか、歳のせいなのか、体が動きませんでした。あっと言う間にケーブルから火が出て来て溶け始め、バッテリー本体のプラスチックケースに落ちてめり込んでいきます。アンペア・メーターのところをおもいきり左足でハイパントキック。
これは珍しい、風車上方からの写真。高所作業車から撮影。
私、昔ラグビーやってましたから(笑)。メーターは隣の家の屋根まで飛んで行きました。職人さんが全部外で見てたんで、いい見せ物をしてしまい信用を無くししてしまいました。皆口々に怖いねーって・・・。ほんの10秒間くらいの出来事だったと思いますが、爆発するかと思いました。

日下部
「やはりバッテリーの短絡事故が一番怖いですね。これには本当に気を付けないと。」

岩瀬
「それからというもの、日下部さんに教えてもらったとおり、スパナやドライバーなどの工具類や、接続前のケーブルには作業開始前ぎりぎりまでビニールテープとか巻いて、誤ってショートさせたりしないように気を付けるようにしています。」

日下部
「バッテリーの短絡事故以外に、何かありますか?」

岩瀬
「台風21号の時、風が弱まっているタイミングを見計らって風力発電機に一度ブレーキをかけてみたんです。でも、あまりに風が強すぎたせいか、ブレーキをかけて回転スピードを落としても、風車はファーリングして上を向いていました。私自身知識がなくて、風力発電機が壊れたのかと思い、どうせ回ってしまうのなら発電機のコイルが焼き切れないようにとブレーキスイッチを解除したんです。
バッテリー短絡事故後のスクープ写真。大事に至らなかったのは不幸中の幸い。
それは今考えると失敗なのかそれで良かったのか分からないんですけど、風車は凄い勢いで回り始めてしまい、もうどうにも出来ない後の祭り状態。それでもしばらく風の谷間を狙い、30分程外でブレーキスイッチに手をかけていたんですけど、風の切れ目がなく今度は自分が飛ばされそうな暴風になって来ましたので、家に避難しました。いやー自然エネルギーのド迫力にはかないません。

日下部
「極端な暴風環境ですと、風車のブレーキが利きづらくなってしまうので怖いですね。」

岩瀬
「それから、バッテリーとインバーターをつなぐケーブルに硬いものを利用したので、ケーブルの反力でインバーターの端子部分が壊れ、内部でショートを起こしてました。家の中に収納していたため後から考えると怖かったですよ。周りは全部乾いた木でしたし。壊れたDC-ACインバーターは、ノースパワーさんのお口添えで、メーカーで安く修理してもらえましたけど。」

日下部
「あの件・・・ですね。うーん、他にも?」

岩瀬
「つい最近ですけど、夕方ビールを片手に、チャーコンとバッテリー間のケーブルの取り回しをしていて+側をドライバーで付けた後−側が一瞬+側に触れてしまいました。
岩瀬さん自作の制御ボックス。タイマーも付いている。奥に見えるのがDC-ACインバーター。
”ジッ!!”という音と共に+のネジ山がきれいに溶けて無くなりました。改めて気をつけようと戒めました。ちなみにチャーコンは大丈夫でした。」

日下部
「配線作業中は、バッテリーの端子を外しておくのが絶対条件ですよー。」

岩瀬
「バッテリーと言えばですね、キャンピングカーを買った時、その販売業者が『バッテリーは新品のディープサイクルでメンテナンスフリーのものを入れてありますから。』と105Ahを2台付けてくれました。その頃の私はバッテリーに関して皆無と言うほど知らなくて、そーかー、何も考えないでいいんだ、と安心してました。乗りだしで気分よくキャンプとかしていたんですが、すぐにバッテリーの容量がなくなってしまいます。仕方がないので、家のコンセントにつないで充電してました。それから1年が経ちそろそろ慣れてきて、初めてバッテリーを見て驚きました。
メンテナンス・フリーじゃなかった!バッテリー液が無くなってる!
端子を触ろうとすると熱くてさわれない。多分80度以上になっていていたでしょう。バッテリー本体は膨らんでパンパン!!こんな状態で1年間使用していて、よく火事にならなかったかと不思議なものでした。ぞっとします。運がいいんでしょうね??
系統連係用の太陽電池設置工事の際に、間違った場所に穴をあけられ・・・。屋根を張替え!
日下部
「きっとそうなんでしょうね。キャンピングカーは、見えないところにバッテリーを収納してしまいますけど、やっぱり定期的に状態を確認した方が良いです。」

岩瀬
「自然エネルギーとは関係ないですが、もう10年以上前に、ウィンドサーフィンをしてた頃、ちょっと上手くなって自信がついてきた時期ですが、強風波浪注意報の中、外海で流され死ぬ思いをしました。ボードに立った状態でうねりの谷にはいるとすっぽり体が水の壁の中に。山(うねりの一番上)に来ると今度は谷に向けて急斜面を直滑降するような迫力。それを2つも越えると体がバキバキになり水の中へボチャンです。あまりのうねり高さに鳥肌がたち怖くて泣きそう!運良く流されながらも陸に着きましたが、グラスファイバーのマストは折れてました。
で、これもエネルギーですよね???」

日下部
「エネルギーですね(笑)。失敗談や恐怖体験談はここらへんにして、ご家族の皆さんの反応はいかがですか?」

岩瀬
「色々とかかったお金については、あまり話さないので反応はあまりありません。子供は物覚えが早いです。1度言っただけで手作業的なことは理解しやってくれてます。でも自然エネルギーはどのようなものかは、まだまだわかってはいないようです。
自宅建設中のひとコマ。バッテリーのせいで大切なキャンピングカーが燃えなくて良かった。
台風の3日間の停電を経験していますので、どれだけ生活で電気の影響力があるかは、体で感じているようです。例のバッテリー短絡事故も一部始終見ていたので、その恐さも。ですが、風車や太陽電池に対しても、普段の生活の一部分として接しているようで、ごく普通に自然エネルギーを利用しているように感じます。たぶんもう少し大きくなれば(現在小学5年生女・小学1年生男)ちょっと説明すれば理解してくれそう。反面、私のことは、相手にしてくれなくなるのかもしれませんが(笑)」

日下部
「ご近所の反応は?住宅街での取り組みに苦情などありませんか?」

岩瀬
「あまり見かけない珍しい物なので、色々と聞かれます。風車の設置場所は家がある程度密集しているため、やはり音の問題が気になりました。そのため、設置前に近所に菓子折り持って説明に行きました。「もしうるさかったらすぐに止めますので!」と。自分の家は新築で2重サッシで音は窓を開けない限り聞こえないのですが、間近で聞いて見ると、やはりシュルシュルと回り始める時の音が聴こえてきますよね。でも、海沿いの地域ですし、波の音とか川の音程度に考えれば、そんなに気になるものじゃないと思いました。 もう設置して2年が経ちますが、近所からの苦情はありません。あと例の台風の時の印象が強いみたいで、『電気代かからなくていいね。』とか、『停電にならなくていいね。』と良く言われます。
風車用の柱の有効活用法その1。洗濯物などの物干しにも活用出来るとか。
変わったところで、風力発電機を風見鶏のように見立てて、風向きを確認している近所のおじさんもいます。近所に小学校があり、教頭先生が話しを聞きにきたり、色々と知らない人が声をかけて来ます。私がいる時は、時間がある限り説明してます。女房はノースパワーさんの電話番号とかを教えているみたいです。私の風車は、もうこの地域に馴染んでくれたものと思っています。」

日下部
「ご近所の理解が得られるのも、普段からのお付き合い関係が良いからでしょうね。近所付き合いが悪いと、柱を建てただけでも『危ないからやめて』って苦情が来ちゃうこともあるようですし。ところで、今後、お使いの自然エネルギー発電システムをこうしたいっていう予定と言いますか、希望はありますか?」

岩瀬
「太陽電池を増設したいのと、バッテリーをちゃんとしたディープサイクルに変えたいです。今の時点では、半自立的な住宅をめざしてみたいですし、できるだけ24VDC使用に慣れるのと、断水があった時のために井戸水の汲み上げ用ポンプの電源確保に容量の大きなインバーターが欲しいです。歳をとったら小さな家をDIYして、完全自立住宅!なんてやってみたいですね。

日下部
「それは私もやってみたいと計画していますよ。お互いに楽しみですね。
飯岡町灯台近くに設置していた同型風車。台風21号により支柱が外れ現在休止中とのこと。
自然の恵みによって生活の基礎を支えることが出来たら、きっと満足感も安心感も大きいと思いますし。
ところで、自然エネルギーについて、何か思うことと言いますか、持論のようなもの、ありますか?」

岩瀬
「地球にやさしいとか、これからは自然エネルギーだ!なんて言われていますが、すみません、本音は面白いからやっているのであって、やさしさは二の次かも。文明化された東京のような大都会とか、それはそれで面白いところもあるのは分かります。ただ、豊かな自然に囲まれた環境の中で、どうやって人間らしく文化的な生活をしていくのか?っていうのが、私の本音なんだと思います。猛烈な脅威も含めた自然エネルギーって使い方や接し方が難しいですが、自分でどこまで出来るかなんて思うとわくわくしたりします。少なくとも、子供達には地球環境についての良い勉強や関心を持つきっかけになるのではないかと思っています。自分がやれない事を子供にやらせるんじゃなくて、どう子供が考えるかでしょうから、親自身が、自然環境をなるべく壊さないよう努力して、太陽や風、水、空気なんかをうまく使って生活していくべきだと思っています。」

日下部
「子供の親とのしての岩瀬さんを初めて見ました(笑)。
エコロジーっていう姿勢を前面に出して取り組むのも素敵なことだとは思うんですけど、やっぱり、そればっかりだと本人も周囲の人も疲れちゃうんでしょうね。
ご家族のみなさん(手前3人)。とっても明るくて仲の良いファミリー。(長野のスキー場にて)
私も、お客さんには私なりに精一杯のことをしようと思いますけど、自然エネルギーやりたいと思わない人には、敢えて勧めようとは思わないです。ですので、岩瀬さんのような方には、思いっきり入れ込んでしまうのですが・・・。それによる経営上の失敗も多いです(笑)。さて最後にですが、ノースパワーについて何かあれば、どうぞ。」

岩瀬
「もう生活の一部として離せないというか、自分の楽しい・・・やりたかったものを教えてくれるところと考えています。日下部さんは・・・何て言ったら言いか、何度も逢っている訳じゃないけど、すごく楽しい存在ですね。人生観をある意味で変えてくれたかも。歳は違うし、やっている事は違うけど、いろんな意味で今後とも付き合ってもらいたい相手と勝手に思っています。
牛島さんは・・・いいですね。元気ってのが一番いい。物事よく気が付くし、鋭いって感じします。褒め殺し?
総務の青山さん、逢った事ないですけど、電話しても対応が良くて、気持ちが和みます。

日下部
「ちょっと褒めすぎ(笑)。でも仲良くお付き合いいただいて、私も楽しんで仕事をすることが出来ています。ありがとうございます。これからも、お互いに楽しみながら自然エネルギーに取り組んでいきたいですね。
今回の取材にも快諾いただきまして、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」
今回、取材にご協力いただいた岩瀬さんのプロフィール
お名前 岩瀬 靖昌さん(通称:ヤッちゃん)
お住まい 千葉県旭市ハ
ご職業 飯岡町商工会( http://www.iioka.or.jp
主任経営指導員
ご家族構成 奥様:順子さん
長女:まりなさん(小学校5年生)
長男:涼太くん(小学校1年生)
愛犬:チャイ(オス、10才)
愛猫:バブルス(メス、13才)
ご趣味 ラグビー、サーフィン&ウインドサーフィン、
スキー、キャンプ、あれこれDIY、ヤフオク
マイブーム 禁煙
メールアドレス 岩瀬さんに直接メールできます。
岩瀬さんご本人からのコメント
風力発電など見学ご希望の方は、お互いの都合さえつけば色々とご説明します。風力発電や太陽光発電に関心のある方、自分も挑戦してみたいという方、一緒に取り組んでみませんか?自然エネルギーの活用を通して、仲良くお付き合いできればいいなぁって思っています。よろしくお願いします!
取材後、千葉県側から東京湾の海底をくぐって夜の横浜に2人で出張し、尽きぬ話題を時が経つのを忘れて語りこんだのでした。(完)