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チャージコントローラーに関するQ&A
1.チャージコントローラーの選定について
Q.チャージコントローラーの選定方法は?
A.チャージコントローラーは、使用する太陽電池の最大動作時電流値を満たす容量のものを選定します。
例えば、シャープ製70Wソーラーパネル1枚の場合、最大動作時電流が4.43Aとなりますので、定格6Aなど4.43A以上のものを選定します。
また、2枚の場合、4.43A×2枚=8.86Aで、定格容量10Aなど、8.86A以上のものを選定する必要があります。
その他、夜間タイマー機能や太陽電池の発電量を表示したい場合になどはそれに応じて付加機能付のチャージコントローラーを選定します。
夜間タイマー機能付:PV1212D1 C12
発電量表示:PV1212D1 PS-30M
また、マイナス温度環境でご使用される場合などは、その環境に応じた選定が必要です。
2.チャージコントローラーの動作について
Q.ソーラーからは最大19.0Vの電圧があるのですが、チャージコントローラーの出力をテスターで計測するとを通すと0Vになってしまいます。これは故障でしょうか?
A.チャージコントローラーの出力端子が0Vとなるのは、故障ではありません。
チャージコントローラーは、バッテリーからの電源供給を受け動作します。
バッテリーからの電源供給を受けていない場合、出力をしないような設計になっておりますので、0Vを示すのは逆に正常と言えます。
Q.チャージコントローラーの負荷端子は、どのような目的に使用するのですか?
A.照明器具などの負荷を接続できる端子です。
ソーラーパネルが発電していない時に照明などの負荷をバッテリーに長時間接続した場合、バッテリーが低電圧状態や放電しきってしまい、バッテリーを痛めてしまう可能性があります。
SHS-6Lを例にとってご説明しますと、負荷端子にDC12V系照明をつけた場合、バッテリーの電圧が12.6Vを超えると照明の電源が入り、電圧が11.5V以下になると照明の電源を落とすということをSHS-6Lは自動で行ってくれます。
ご使用方法によっては便利な機能ですので、照明などの機器を使用する場合には、ぜひお使いください。
Q.チャージコントローラーの負荷端子にDC-ACインバータを接続すると破損の恐れがあると聞きました。本当でしょうか?
A.そのような使用方法は認められておりません。
DC-ACインバーターを使用し、AC100V製品を使う場合、始動時に大電流が発生する場合があります。その大電流を許容できるよう、バッテリーに接続します。
万が一、バッテリーに接続せずに、チャージコントローラー等に接続した場合、動作しない可能性があるばかりか破損の恐れがございますので、絶対に行わないで下さい。
その他、ご質問等ございましたらお気軽にお問合せください。
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